きょうの健康努力

美容、健康、長寿、に関する日常の中からの気づきを発信します。

④書く習慣!

私も例外ではないのですが、
昨今はパソコンやタブレットスマホといった、
先進技術の発達によって、
手書きで物を書く機会が少なくなってきています。
こんな風にブログをやっていると、
既に、かつて手書きだった日記は
ブログの更新で事が足りた気がしてるし、
手紙についても、今はメールと言う手段があるため、
手書きと言う作業とは違ったものにシフトされています。
現役で板前さんだった頃は、お店の「お品書き」でも、
宴席の献立でも、すべて、手書きで、
しかもそれは、いちいち硯に墨を摺って筆字だった訳です。
数年前までは、毎年、年末近くなれば年賀状書きも、
年中行事の一つだったのですが
「あけおめーる」などの習慣が一般化してきてからは、
年賀状すら、目上の人にだけ手書きで
親しい人たちには、決まり文句の雛型を
一斉送信で済ませられる様になり、
「手書き」からは一層、遠のいてきた様に思います。



しかし、これらの行為は、
一定の脳と指先を使ってる作業では有っても
手書きのそれと、同等では有りません。
これはこれ、それはそれ、別物と考えましょう。
便利な時代だからと言って
楽して用が足りる生活に甘んじたままでは、
脳や身体機能が退化して行く事への危惧をもつ必要があります。


文字を書くという行為は、認知機能を高める事が知られています。
なにも、時代に逆行して、昔に戻ろうというのではなく、
今の生活にプラスして、「文字を書く」習慣となる物を
何か1つで良いから、付け加えて見て下さい。
人それぞれライフスタイルは違って居ますから
一律に規定して「これをやりましょう」とする具体的な事は言いません。
自分なりに、何か1つ、「書く習慣」を作って見て下さい。


私の場合、書斎とは別に、いま読みかけの書籍を1冊必ずトイレに置く様にしています。
ちょうどテレビドラマが別々のチャンネルの放映物が
別々に進んで行くイメージで
トイレにはトイレのチャンネルの楽しみがあるという訳です。
途中まで読んで、
用を達した後は、読んだところまでの
ページにブックカバーを挟んでおいて
続きは、この次トイレに来た時までのお楽しみ。とするのです。


そして、それに並行して、トイレの壁にはメモ帳と鉛筆が紐でぶら下げてあります。
自分しか分からないレベルの走り書き、殴り書きの、書評を
毎回の読んだところまでの範囲で書き残しています。
書くだけが目的なので、
後に公表する予定も無いので、自由な事が自由に書けます。
読書によるインプットに対するささやかなアウトプットです。


そして、この手のメモはリビングのテレビの下に大学ノート1冊と、
書斎の机に1冊と、絶やさない様、常備して有ります。
気に入った名言、格言、など書き留めたり、自由ブックと名付けています。


時代が変わり、「書く」ことを失いかけた自分への
いみじくも、ささやかな挑戦の1つなのです。


今日も最後まで読んで頂いて有難う御座います。
次回は⑤として、「歩く習慣」についての記事を投稿します。

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